押田健助 Kensuke Oshida

私はこれまで、いくつかの大きな怪我や病気を経験してきました。
それらがきっかけで作業療法士を志し、
“身体の回復を支える仕事” に自然と惹かれていきました。

しかし、医療を学び、現場で働くようになってからも、
自分自身の身体の不調には長く悩まされました。
怪我の後遺症や、病気の影響で崩れた身体のバランスが戻らず、
痛みや違和感、動きにくさが何年も続いていたのです。

「この身体のままでは、目の前の人に本当に良い施術を届けられない」
そんな葛藤を抱えながら、日々の仕事と向き合っていました。

転機となったのは、ロルフィングやオステオパシー、
そして PRI の施術を受けたことでした。
どれも強く押したり矯正したりする方法ではなく、
身体のつながりや呼吸の深さを整えていくアプローチ。

はじめて “自分本来の姿勢” に戻る感覚が分かり、
呼吸が入りやすくなり、動くことが軽く感じられました。
それは、「身体はこんなにも変わるのか」と心から驚く体験でした。

この実感をもっと深く理解したいと思い、
Fascial Approach Seminar を受講しました。
筋膜を通して、筋骨格だけでなく、
神経·内臓·脈管までがどのように影響し合うのかを学び、
身体を“ひとつのつながりとして見る”という視点が明確になりました。

評価方法から施術の組み立てまで、
身体を包括的に理解する技術が大きく広がりました。

一方で、医療現場で作業療法士として多くの患者様と向き合う中で、
痛みや不調は決して「その部分だけの問題ではなく」、
全身のバランスの乱れや動きの癖の積み重ねで起きていることを
繰り返し実感しました。
局所だけにアプローチしても改善しない理由を、
自分の身体と患者様の経験の両方から学んできました。

こうした体験と学びを土台として、
OSHiLABOでは「姿勢 × 呼吸 × 動作」を整える施術を行っています。
つらさや違和感がどこから生まれているのかを丁寧に探り、
その人が本来持っている自然な動きや軽さを取り戻すお手伝いができればと思っています。

所有資格・修了コース

・厚生労働大臣認定作業療法士
・リハビリテーション学修士
・Rolfing Studio Roots 主催 Fascial Approach Seminar Diploma
・Postural Restoration Institute(PRI)受講